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11/29_ストレージ講習会

11月29日、高知工科大学において、SNIA日本支部技術委員会ユースケース分科会様協力のもと、日立ヴァンタラ株式会社様をお招きし、約4時間にわたるストレージ講習会を開催しました。本講習会は、最新のストレージ技術に触れ、ストレージシステムの仕組みを深く理解することができる機会として企画されました。また、香川大学の先生や学生さんにもご参加いただき、他大学との交流ができたことで、大変刺激的な時間を過ごすことができました。 講習会は、日立ヴァンタラ株式会社様による会社紹介から始まりました。お客様のデータを守るための多層的な工夫や、最新のストレージ技術についての説明は非常に興味深いものでした。 初めて触れる内容で理解が追いつかない部分もありましたが、具体的な事例を交えたお話はとても引き込まれるものでした。

次に、最新のストレージ機器を用いた実機演習を行い、参加者は専門家のサポートを受けながら、実際の現場で使用されるストレージの設定や操作を体験しました。特に、RAID構成を理解するために、データ転送中のストレージからディスクを抜いてもシステムが停止せず動作を続ける様子には、参加者全員が驚きを隠せませんでした。

続いて行われたストレージ解体ショーは、私にとって最も印象的なプログラムでした。普段は見ることのできないストレージの内部構造を、エンジニアが解説しながら学生が実際に解体するという、非常に貴重な体験でした。内部構造を間近で観察できる機会に、学生たちは興味津々でストレージを囲み、「ストレージの内部がこうなっているとは驚きでした!」という感想が多く寄せられました。 その後、日立ヴァンタラ株式会社様のストレージ製造工場をリモートで見学しました。高度に最適化された製造プロセスや徹底した品質管理の取り組みを間近に感じ、日立の製品に対する信頼性の高さを実感しました。講習会の最後には座談会が行われ、日立ヴァンタラ株式会社の技術者の皆様や香川大学の参加者、当研究室の学生が一堂に会し、ストレージ技術の未来や社内の雰囲気など活発に意見を交わしました。

今回の講習会を通じて、ストレージ技術の魅力や可能性を多くの方々と共有できたことを心より嬉しく思います。この場を提供してくださった日立ヴァンタラ株式会社様、SNIA日本支部技術委員会ユースケース分科会様、そして香川大学の皆様に深く感謝申し上げます。またご参加いただいた皆様にも、この場を借りて御礼申し上げます。

B3_小西

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