2/8_3年生ゼミ
本日は2023年度最後の3年生ゼミでした!例によって論文紹介で「あアラウド法:体験中のリアルタイムな感情の観測手法とその基礎検討」という、エンターテインメントの評価手法において、心の動きに注目した「あアラウド法」を提案した論文でした。
この論文で行っている実験では、参加者にビデオゲームをプレイしてもらい、リアクションを「あ」に限定することで、参加者の感情をリアルタイムで観測しやすくするというものでした。ゲーム実況などをイメージして論文を読むことができたので、理解しやすく面白い論文でした。
また、「あ」というリアクションだけでなく、「お」やハミングに限定したときのリアクションも観測して結果を比較したところ、「あ」はネガティブな感情を、「お」はポジティブな感情を、ハミングは発声することがしやすい、しにくいという意見で二分されていることが分かりました。普段、そういうことを考えずに無意識に感嘆詞を用いていたので、発音で分析した著者の斬新な着目点に脱帽しました!
B3_吉川
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